京成線で成田空港へ行く海外旅行者へ [::my jam can]
::以下は以前のブログで書いたものだが、加筆してこちらに改めて掲載したい。
地元が千葉なので、よく京成線を使う。そこでこの時期は特に気になる事がある。
特急の「成田空港行」や「成田空港発」の電車は一般車両にも関わらず、大きな旅行用トランクを床に置いて、偉そうに座っている客をよく見かける。
これから海外旅行に出かけるのか、帰ってきたのだろうか、何人かで楽しそうに話している。この前見たおばちゃんなどは話に夢中になるあまり、滑車のついたトランクが暴走しているのに気づかず、一般客にぶつかっていた。
これが普段生活のために乗車している一般客からすると、かなり“迷惑”である。
大きなトランクケースが車両の中を占拠して、普通は立てるスペースも立てなくなっている。ひどい旅行客になると客席を二人分程度スペースを多く確保して座っているグループもある。
京成線は東京と成田空港を結ぶ数少ない動脈。それを短時間で結ぶ「京成スカイライナー」というエアポートエキスプレスがある。
上野駅から56分で成田空港まで行けるという空港までのアクセスが便利な路線。運賃は通常で京成上野駅から成田空港駅までいく場合が1000円、それにスカイライナー券代である920円を加算して1920円払うとスカイライナーに乗ることが出来る。もちろんスカイライナーのほうには大型の荷物を置く場所があるなど旅行者に配慮した工夫がされている。
先の迷惑な客たちはこれから10数万円かかる飛行機代含めた旅費を払うのにもかかわらず、たったの920円をケチって通勤・通学客と一緒に一般車両に乗っている。
たしかに成田空港は郊外でアクセスにとても不便である。旅行に行くのは大いに結構であるが、その過程で他の一般客に迷惑をかけるのはやめて欲しいと思う。
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